(焼そば その18)

○ 「北の焼そば オホーツク北見 塩焼きそば」(日清)


 札幌日清千歳工場で製造した北海道限定のカップ焼そばである北の焼そばシリーズからオホーツク北見塩焼そば推進協議会推奨のカップ焼そばが登場しました。

 北海道地方の新聞で「地元の味のカップ麺」として取り上げられたということで期待度はかなり高いものがあります。オホーツク北見塩焼そばとはどんな味わいなのか。

 お湯を入れて3分、火傷に気をつけてしっかりと湯切りをしてから蓋を全部剥がし、液体スープを麺に満遍なく絡むようにかけてから、しっかりとかき混ぜれば完成です。

 早速、麺を一口いただきます。程良い脂っこさとなっており、シーフードと胡麻油が混ざったような風味が広がってくるといった感じで塩加減もちょうど良いです。

 そして、麺そのものはノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、塩焼そばによく合う細めの麺となっているのでとても食べやすく、ソースもしっかりと絡んでいます。

 具は貝柱、キャベツ、レッドベルペパー、タマネギの4種類となっており、貝柱は食感と風味がとても良く、キャベツは甘さを楽しめ、タマネギは薬味のような存在です。

 魚介の風味が豊かな中華料理を食べているような気分にさせてくれる一品。全国発売してオホーツクの素材を活かした焼そばの味わいを多くの人に楽しんで欲しいです。



北の焼そば オホーツク北見 塩焼きそば1



北の焼そば オホーツク北見 塩焼きそば2



北の焼そば オホーツク北見 塩焼きそば3









○ 「一平ちゃん 夜店の焼そば 大盛マヨビームノズル搭載」(明星)


 ソースとトッピングが凝っていることでお馴染みの一平ちゃん夜店の焼そばシリーズからマヨネーズを綺麗にかけることができるマヨビームノズル搭載が登場しました。

 基本的に夜店の焼そば大盛と味は全く変わらないと思うのですが、パッケージに書いてある快感といった文字に惹かれてしまいました。どのくらい快感なのか楽しみです。

 お湯を入れて3分、しっかりと湯切りをしてから液体ソースを入れてよくかき混ぜ、マヨビームノズルでマヨネーズをかけてから最後にふりかけをかければ完成です。

 マヨネーズをかけてからふりかけをかけるといった順番なので綺麗にかけることができたのかよく解りませんが、ビームのように細めの軌道でかけられるのが快感です。

 早速、麺を一口いただきます。からしマヨネーズとソースの合わせ技が絶妙な味わいとなっており、麺そのものもベタ付きすぎずにしっかりとしたコシを楽しめます。

 具はキャベツ、アラレ、唐辛子、アオサの4種類。キャベツ以外はふりかけとなっており、特にアラレはサクサクとした食感と香ばしさを楽しむことができます。

 マヨビームノズルで快感となってからソースとマヨネーズの美味しさを楽しむことができる一品。マヨビームノズルのおかげで味に偏りが少なくなっている気がします。



一平ちゃん 夜店の焼そば 大盛マヨビーム1



一平ちゃん 夜店の焼そば 大盛マヨビーム2



一平ちゃん 夜店の焼そば 大盛マヨビーム3









○ 「一平ちゃん 夜店の焼そば ツナマヨ 醤油味」(明星)


 ソースとトッピングが凝っていることでお馴染みの一平ちゃん夜店の焼そばシリーズから、マヨビームノズルを搭載したツナマヨ醤油味の登場です。

 ツナとマヨネーズという最強の組み合わせにあえて醤油味を持ってくるといったアイデアが素晴らしいです。ソースだとくどいだけで終わってしまう可能性があるので。

 お湯を入れて3分、しっかりと湯切りをしてから蓋を全て剥がし、液体ソースを入れて麺によく絡むようにかき混ぜ、からしマヨネーズとふりかけをかければ完成です。

 早速、ツナとマヨネーズの混ざった食欲をそそる香りが漂う麺を一口いただきます。口当たりはそんなにくどくなく、ツナのとても良い風味が広がってくる感じです。

 麺そのものはノーマルタイプのややちぢれ麺。わりと細めの麺となっていますが、麺のコシはまあまああるといった感じでソースがよく馴染んでいるので美味しいです。

 具はキャベツ、ツナ、焼き海苔の3種類となっており、目玉のツナは乾燥のフレークタイプとなっているので偏ることなく麺に満遍なく絡んでくれるといった感じです。

 ツナとマヨネーズの風味が染みこんだ麺を心地良くいただくことができる一品。やはり、ソースよりも醤油味というのが後味の良さを感じさせてくれますね。



一平ちゃん 夜店の焼そば ツナマヨ1



一平ちゃん 夜店の焼そば ツナマヨ2



一平ちゃん 夜店の焼そば ツナマヨ3









○ 「四季物語 秋のときめき 焼そば」(マルちゃん)


 季節性のないカップ麺が多い中、春夏秋冬の旬の味をうどん、らーめん、焼そばで届けてくれる四季物語から季節限定として秋のときめき焼そばの登場です。

 秋の代表的な食材の一つである北海道産秋鮭の焼ほぐし身を使ってパター風味の和風ソースで味付けしているとのことです。鮭が入った焼そばの味わいとはどんな感じか。

 お湯を入れて3分、しっかりと湯切りをしてから蓋を全部剥がし、液体ソースを入れて麺によく絡むようかき混ぜたら完成。バターの食欲をそそる香りが漂ってきました。

 まずは、風味豊かな麺を一口いただきます。スッキリとした口当たりとなっており、バターの風味はほんのりと感じる程度で醤油の良い味わいを楽しむことができます。

 麺そのものはノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、見た目よりも麺のコシというのがしっかりとしていてソースもよく馴染んでいるので美味しくいただけます。

 具はシャケ、カマボコ、キャベツの3種類。なんといっても焼そばとしては珍しいシャケが特徴的で、その味わいは間違いなくシャケそのままとなっていて旨いですね。

 醤油の味わいとバターの風味に加えて具材のシャケが秋を感じさせてくれるような一品。北海道名物のシャケのチャンチャン焼きを思い出させてくれるような味わいです。



四季物語 秋のときめき 焼そば1



四季物語 秋のときめき 焼そば2



四季物語 秋のときめき 焼そば3









○ 「UFO カラムーチョ ホットチリ味」(日清)


 日清のカップ焼そばとして長きに渡り愛され続けているUFO。そのUFOから激辛スナック菓子としてお馴染みのカラムーチョが入っているカップ焼そばの登場です。

 味そのものはホットチリ味ということで、カラムーチョをトッピングしていただくそうです。ソースの味わいとカラムーチョの辛さが一緒になるとどんな味わいなのか。

 お湯を入れて3分、しっかりと湯切りをしてから粉末ソースと調味オイルを入れて麺によく絡むようかき混ぜ、最後にトッピングであるカラムーチョをかければ完成です。

 早速、辛そうな香りが漂う麺を一口いただきます。何というかコンソメ味を辛くしたような味わいとなっており、舌にピリリとくるくらいの程良い辛さを楽しめます。

 麺そのものはノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、どちらかといえば細めの麺は程良いコシの強さを楽しむことができ思ったよりもベタ付かないのが良いです。

 具はカラムーチョ、キャベツ、レッドベルペパーの3種類。目玉のカラムーチョはあと乗せタイプなのでサクサクとした食感を楽しめ、辛さもソースとピッタリです。

 辛さと香ばしさと一緒に楽しむことが出来る、まさに新しい感覚の焼そばと言っても過言ではない一品。癖になりそうな美味しさなので是非試してみるべきです。



UFO カラムーチョ ホットチリ味1



UFO カラムーチョ ホットチリ味2



UFO カラムーチョ ホットチリ味3









○ 「焼なびグルメ 広島風 ソース焼そば」(エースコック)


 美味しいご当地焼きものを手軽にいただくことができる焼なびグルメから、お好み焼きで有名な広島の味を再現した広島風ソース焼そばの登場です。

 広島風お好み焼きをお湯で調理していただくというのはなかなか出来ないのですが、カップ焼そばとしてその味を楽しむことができそうな雰囲気がよく伝わってきます。

 どんな味わいなのか期待をしつつ、お湯を注いで3分待ちます。よく湯切りをしてから蓋を剥がし、ソースを入れてよくかき混ぜてから後入れかやくをかけたら完成です。

 早速、ソースのとても良い香りが漂う麺を一口いただきます。口に含んだ瞬間にソースの酸味が広がってくる感じですが、味付け自体は絶妙な濃さとなっています。

 麺そのものはノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、気持ち太めで丸まっているので、喉ごしの良さとモチモチとした食感というのを楽しむことができます。

 具は天かす、キャベツ、紅ショウガ、長ネギの4種類。焼そばに欠かせないキャベツはシャキシャキ感と甘さを楽しめ、後入れの天かすはサクサク感がとても良いですね。

 広島風お好み焼きを思わせるような風味と味わいを楽しむことができる一品。やはり、天かすが入ることによってその味わいは良くなっているなと思いました。



焼なびグルメ 広島風 ソース焼そば1



焼なびグルメ 広島風 ソース焼そば2



焼なびグルメ 広島風 ソース焼そば3









○ 「海猿 大盛焼そば 濃厚ローストガーリック味」(明星)


 映画「海猿 ザ・ラストメッセージ」と明星のコラボ企画としてカップ焼そばが生まれました。その名も、海猿 大盛焼そば 濃厚ローストガーリック味です。

 活力無くして、人は救えない。映画と同様にこのカップ焼そばにも活力がありそうな雰囲気が漂ってきます。食べて救われるような味わいを堪能できるのか楽しみです。

 お湯を入れて3分、しっかりと湯切りをしてから蓋を全部剥がし、液体ソースを入れて麺に絡むようよくかき混ぜ、最後にあと乗せかやくをふりかけたら完成です。

 早速、麺を一口いただきます。ズルズルッと口に吸い込むとガーリックの良い風味を感じることができ、程良い脂っこさと焼き肉のタレのような味付けも好きですね。

 麺そのものはノーマルタイプのややちぢれ麺となっていますが、若干平べったい麺となっているのでソースがしっかりと絡まるとともに柔らかさを感じることができます。

 具はチャーシュー、キャベツ、ニンニク、唐辛子、長ネギの5種類。キャベツは定番の食感と甘さを楽しめ、チャーシューとニンニクはカリカリ感と風味が良い感じです。

 焼そばというよりも本格焼きラーメンをいただいているような気分になれる美味しさとなっている一品。特にニンニクの風味を感じながら味わうソースは格別ですね。
 


海猿 大盛焼そば 濃厚ローストガーリック味1



海猿 大盛焼そば 濃厚ローストガーリック味2



海猿 大盛焼そば 濃厚ローストガーリック味3








○ 「ソース焼そば」(寿がきや)


 出汁の効いたおつゆで美味しいうどんを、世に送りだしていることでお馴染みとなっている寿がきやから、こってりソースのソース焼そばが登場しました。

 カップ焼そばといえばお湯で戻すタイプが多いのですが、麺の食感を楽しむことができる生タイプとなっています。滅多に味わえない食感を楽しみたいと思います。

 お湯を入れて麺をよくほぐしてから1分待ちます。しっかりと湯切りをしてから粉末ソースを入れて麺に馴染むようによくかき混ぜたら完成で、ふりかけはありません。

 早速、麺を一口いただきます。酸味があって甘さを感じることができるソースと青のりの風味を楽しむことができ、適度な味の濃さとなっているので食べやすいですね。

 麺そのものは生タイプとなっており、焼そばとしては太めとなっていますが、給食でよく出たソフト麺のような食感となっているのがとても印象に残るといった感じです。

 具は天かす、アオサの2種類となっており、粉末ソースに最初から混ざっているので香ばしさを楽しめるといった感じになっておらず、しけた味わいとなっています。

 柔らかくてモチモチとした麺としつこくないソースを味わうことができる一品。天かすとアオサをソースと分けたらまた違った美味しさになると思いました。 



ソース焼そば1



ソース焼そば2



ソース焼そば3










○ 「B-1 北海道篇 オホーツク北見 塩やきそば」(日清)


 今や日本の代表的な食のイベントとなったB-1グランプリ。そのB-1グランプリ2010で10位となったオホーツク北見塩やきそばがカップ麺となりました。

 これまで北海道限定のカップ焼そばとして存在していましたが、B-1出場を契機に全国発売となりました。やはり、美味しいものを地域限定にするのはダメですね。

 お湯を入れて3分、しっかりと湯切りをしてから蓋を剥がし、液体ソースを入れて麺によく馴染むようにかき混ぜれば完成。海の幸を思わせる香りが漂ってきました。

 早速、麺を一口いただきます。胡椒がピリリと効いていて絶妙な塩加減となっており、脂っこさも感じられないのでスッキリといただける味わいとなっています。

 麺そのものはノーマルタイプとなっていますが、思ったよりもベタ付き感が無く、モチモチとした食感を楽しむことができるので、最後の一本まで美味しくいただけます。

 具は貝柱、キャベツ、レッドベルペパー、タマネギの4種類。貝柱はオホーツクを名乗る上で欠かせない存在となっており、キャベツはボリューム感と甘さが良いですね。

 北海道を代表するB級グルメを家庭にいながら手軽に楽しむことができる一品。これで海鮮の風味が増せばさらにオホーツクらしさが出るかもしれないと思いました。



B-1 北海道篇 オホーツク北見1



B-1 北海道篇 オホーツク北見2



B-1 北海道篇 オホーツク北見3









○ 「PIZZA-LA焼そば テリヤキチキン味」(マルちゃん)


 宅配ピザとしてすっかりお馴染みとなっているPIZZA-LA。そして、そのカップ焼そばシリーズも波に乗ってきたのですが、今度はテリヤキチキン味で勝負です。

 チーズとテリヤキの風味が絶妙にからみあう。といったことが書いてありますが、まさにピザでしか楽しめない風味というのをどこまで再現できているのか興味あります。

 お湯を入れて3分、よく湯切りをしてから蓋を全部剥がし、液体ソースを入れて軽くかき混ぜ、粉末スープも入れてよくかき混ぜ、最後にマヨネーズをかければ完成です。

 早速、麺を一口いただきます。こってりとした口当たりとなっていますが、口に含んだ瞬間に広がってくるチーズの風味とテリヤキソースの味わいの良さを楽しめます。

 麺そのものはノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、どちらかといえば細麺に近いものとなっているのですが、麺のコシはまあまあしっかりとしていますね。

 具は挽肉、コーン、赤ピーマン、タマネギの4種類。コーンと赤ピーマンが入っていることによりピザらしさが再現できており、タマネギの風味と食感も良い感じです。

 コクがあって味わいのあるテリヤキソースとチーズの風味のコラボを心地良く楽しむことができる一品。ここまでくると次のベースとなるピザが何なのか気になります。



PIZZA-LA焼そば テリヤキチキン1



PIZZA-LA焼そば テリヤキチキン2



PIZZA-LA焼そば テリヤキチキン3


































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